バイオリンを習うからには上手になりたいや向上心は持たれると思います。正直、趣味でバイオリンを弾く限り理想と現実のギャップは必ず感じます。頭で考える事と身体で体験する事との違いを思い知ります。大人から始めた方は特に強く感じるのも事実です。それでやめてしまう方は多いと思います。
プロを目指す方はそれなりに困難を克服し高みへの道を歩む覚悟は当然持っていますので、出来ないことをひとつづつ解決し上達していきます。
という事で楽しみ方を考えると、アマチュアの方は出来ないもどかしさをある種楽しむ発想が必要になります。むしろそう思った方が楽だし楽しいと思います。
「このフレーズむず~い、できな~い・左指が動かな~い・音程が~・リズムが~・弓がぁー」などなどできない事のオンパレード、理想の自分の演奏は、はるか頭上であきらめたくなる方はたくさんいらっしゃると思います。
なのでぇ~、理想はあくまで棚の上のトロフィーみたいに置いといて眺めるだけにして「いつかはー」と思い続けるぐらいでよろしいかと思います。
なんどもトライするのにうまく弾けなくても「出来な~い!・才能な~い!」にフォーカスせずひたすらチャレンジ精神を活性化し努力している自分を讃えるんです!その過程を楽しむのです。
そいう事を音楽仲間同士で共有しダメ自慢したり出来ちゃった報告をする場を持ちましょう!理論、ウンチク何でもござれ楽しむことにどん欲になってください。
あと発表会とか嫌がる方がいらっしゃいますが、演奏する・音楽するとは、表現するという事があって成り立ちます。なのでその表現を発表したり評価される場に立つのはプロ・アマ関係なく必要不可欠なことであると思います。絶対に嫌だという方はむしろ足を踏み込まない方がよろしいかと思います(^^♪
ステージでの極度の緊張感、人の目、評価が気になるのもわかりますがそれは他人に任せ、ご自分はサッサと諦めて俎板の鯉の心境で積極的に参加してください。うまく弾けるに越したことはありませんが、「失敗しちゃったぁ~」ぐらいの方が後々楽しい思い出になりますし、発表の後の打ち上げパーティーは笑顔と笑い声でいっぱいになりますよー!失敗談・褒めたたえ合い、仲間が集まってワイワイガヤガヤいいじゃあないですか(^O^)/
もう一度言いますが、アマチュアの演奏家が理想と現実のギャッップを埋めるのは無理~とは言いませんが、けた外れの条件と努力が必要だと思います。それが出来ればプロになれちゃうかも・・・(^^♪
アマチュアの方は「うまい下手・出来る出来ない」を眼中に置かずどんなことも、特にネガティブ思考になりやすい事を楽しみに変換し続けながらレッスンを受けて音楽をやり続けるというのがいいんじゃないかなぁ~😊
指導する先生や音楽教室を選ぶ時もそういう事をわかっている先生でないと、先生の理想を押し付けられ苦しくて、つらい音楽ライフになってしまう可能性大です。先生選びは気を付けてくださいね(^^♪
という事でトニー先生、これから始められる方への現実と提案を熱く語ってしまいました。
ご精読ありがとうございます😊