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力を抜くには・・?

永遠の課題のような表題ですね。
最近気が付いたことを書き連ねます。そんなことはもう知っているよという方もいるかもしれませんし、いまごろー!!
なんていわれる方もいらっしゃると思います。ですがあえて気が付かれていない方に向けて書きますのでご容赦を。

先生にもっと力を抜いてー!と言われる方が多いと思いますが、僕も完璧に力を抜くというのはまだ体得してはいません、難しいです。
ここでの完璧は倒れないでいられる、楽器を落とさないという状態までのことを言っています。完璧に抜けば瞬時に体は地面に崩れてしまいますので念のため(^^♪

大概の皆さんが楽器を構える、ボーイングの練習や左手の練習で力を抜くという事に関して、体を何とかしてそれを達成しようと気が付かずに何時間も動きにフォーカスして練習を行っている場合があります。それははっきり言って間違いです。

身体をコントロールしているのは心もしくは脳からの指令ですので自分の心や気持ちと脳が違う事を感じていると、思ったように体はコントロールできないという事なのです。一見自分は動かす部分にフォーカスしていないつもりでも動かしている部分に意識がいっていることが殆どです。

ですので、そこを訓練で何とかすることが課題だと僕は思っています。

脳をだますというかそれが出来れば自由自在に楽器をコントロールして音を出すことが可能になります。

こんなこと言われませんか?「出してる音に集中して!音楽に集中して!・・etc」そうこれは体の動きに惑わされて意識を体にフォーカスしていているようではいけませんよという事なのです。

自分がどんな音を奏でたいかを直接脳に叩き込まないといけません、そういう事をひたすら積み重ねてください。脳が理解すれば体の動きは自然についてくるという具合なのです。

大概の方が楽器を待たなければそこそこ自由に体を動かせるはずです。ところが楽器を持った瞬間自分の思うようにコントロールできなくなる。これは体のせいではなく心や脳に「それ」を意識させてしまう事が原因です。そうその「それ」を少しずつ取り除いて克服していくのが練習の早道です。

どうですか、少し難しかったですかね?

では、皆様のご検討を祈ります(^▽^)/

            ・・・・ビオラ弾きのトニー(^^♪より・・・・